今回はおすすめの胸キュン邦画を8作品紹介します。
昭和の名作から令和の最新作まで、取り上げてみました。各作品のストーリーと解説も一緒に紹介しているので、胸キュン邦画を追い求めているのなら、ぜひ参考にしてみて下さい。
午前0時、キスしに来てよ <2019年/松竹>

花澤日奈々は、真面目で勉強しか取り柄がない女の子です。しかし、王子様が出迎えてくれることを願うロマンチックな女の子でもありました。そんな彼女の前に現れたのが、国民的大スターである綾瀬楓です。
内容は、ベタ過ぎる胸キュン映画です。しかしここ最近捻りのある胸キュン映画が多く、却って王道過ぎる胸キュン映画は珍しくなりました。一旦はスタートに戻り、王道ストーリーを堪能してみてはいかがでしょうか。
本作は、みきもと凜原作の同名少女コミックの実写映画化です。原作者は「実写化は難しい」と、映画化には後ろ向きになっていたものの、企画に取り組んでいた人の熱意を受けて、GOサインを出したそうです。
兄友 <2018年/T-JOY>

七瀬まいが家でぬか漬けを漬けていると、兄である雪紘と兄友の西野壮太の姿がありました。まいは壮太に一目惚れし、壮太もまいに一目惚れしました。お互いに両思いで交際まで発展しますが、2人とも恋愛経験はゼロで一歩進めない状態に…。
主役2人の初々しさに、胸キュンというよりもニヤニヤ映画と言った方が良いかもしれません。おもわずニヤニヤしてしまう2人だからこそ、雪紘や行きつけのドッグカフェ店長は何かと助けてくれたのでしょう。
公開前にはTVドラマ化もされており、映画とのW実写化が話題になりました。主演を務めるのは注目若手俳優の横浜流星で、壮太をフレッシュに演じています。
ひるなかの流星 <2017年/東宝>

与謝野すずめは親の都合により、東京へ移り住むようになります。東京で出会ったのは担任の獅子尾五月と、同級生の馬村大輝でした。すずめは獅子尾に惹かれ、獅子尾もすずめに惹かれるようになります。そんな中、すずめは馬村から告白を受けますが…。
タイプが違う2人のイケメンに挟まれるすずめの恋は、どう動くのでしょうか。近づいたと思ったら離れ、離れたとおもったら急接近する関係は、ハラハラと胸キュンが同時進行で襲ってきます。
本作は、やまもり三香の同名漫画の実写映画化です。すずめ役の永野芽郁、初主演映画となりました。
ヒロイン失格 <2015年/ワーナー・ブラザース>

寺坂利太のヒロインになるのは自分だと、信じて疑わない松崎はとり。しかし利太にとってのヒロインは、地味女子の安達未帆でした。ヒロインの座を未帆から奪い取るために、利太との仲を見せつけるはとりですが、効果出ず…。
少女漫画には必ずと言っても良いほど登場する脇役は、ヒロインの恋の邪魔をする女の子です。本作は本来脇役に回る女の子を主人公として、むず痒い三角関係を描いています。なぜ、はとりは利太のヒロインと思い込んだのかと考えると、胸キュンをせざるを得ません。
本作は、幸田もも子の同名漫画の実写映画化です。原作コミックを読んで惚れ込んだ桐谷美玲が、全力で主人公を熱演しています。
たまこラブストーリー <2014年/松竹>

餅屋「RICECAKE Oh!ZEE」の息子である大路もち蔵は、子供の頃から向かいの餅屋「たまや」の娘である北白川たまこに恋心を抱いています。しかし、たまこは恋愛に関しては超鈍感で、もち蔵の気持ちには気がついていません。もち蔵は思いを伝えますが…。
TVアニメ「たまこまーけっと」の劇場版です。アニメ作品ですが、登場人物達の心の動きにはリアリティがあります。ラストの胸キュンシーンは、アニメを超えています。
本作は第18回文化庁メディア芸術祭において、アニメーション部門新人賞を獲得しました。全国24スクリーン公開であるにもかかわらず、2億円の興行収入を叩き出しました。
今日、恋を始めます <2012年/東宝>

日比野つばきは、写真屋の娘で真面目だけが取り柄の高校生です。つばきが出会ったのは、学校でトップクラスにモテまくりの、椿京汰です。椿京汰とは同じクラスで席は隣に…。しかも、つばきのファーストキスも奪われてしまいました。
地味な女の子が王子様に見定められるという、王道すぎる胸キュンストーリーです。途中で綺麗に変身するつばきですが、京汰本人も一緒に“変身”している気がします。恋って、本当に良いものです。
本作は、累計発行部数1000万部を突破した同名少女コミックの映画化です。日本アカデミー賞や、エランドール賞を受賞しました。
雷桜 <2010年/東宝>

十一代将軍徳川家斉の息子である清水斉道は母親に愛されなかったころから、気性が荒く側用人ですら手に負えなくなっていました。斉道が出会ったのは、村人の娘である雷です。2人はやがて惹かれ合い恋に落ちるも、当時は身分が違う同士の恋愛は絶対に許されない時代でした。
「身分が違う同士の恋愛」という時点で、既に胸キュンです。美しい映像と共に2人が寄り添うシーンは、胸キュン過ぎてため息が出ます。
本作は、宇江佐真里の同名小説を映画化したものです。斉道役の岡田将生と、雷役の蒼井優の初時代劇作品となりました。
さびしんぼう <1985年/東宝>

井上ヒロキは友達と一緒に、家の寺の本堂を掃除していました。掃除の最中に、風が吹いて母親の古い写真の束をバラけてしまいました。ある日学校の帰り道で、さびしんぼうと出会います。さびしんぼうは、ヒロキが憧れている女子校に通う女の子でした。
大林宣彦監督が手掛けた尾道三部作の、第3作目です。尾道三部作のヒットにより、これまで無名だった尾道に観光客が殺到しました。美しい尾道の風景とショパンの「別れの曲」が、映画を彩ります。
原作は、山中恒の「なんだかへんて子」です。映画の主人公は高校生でしたが、原作は小学4年生の井上ヒロキを中心とする、ドタバタ劇でした。
いかがでしたか??
今回はおすすめの胸キュン恋愛映画をご紹介しました。
女性であれば「胸キュンしたい」と思うことは少なくないはず。
恋愛映画で休日をときめかせてみるのもいかがでしょうか?
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