【映画好き必見】日本人であれば必ず抑えておきたい!おすすめ名作映画8選<邦画>


映画好きなら必ず抑えておきたい、おすすめの名作邦画を8作品紹介します。

いずれの作品も国内だけでなく、海外の映画賞も受賞しました。
中には、海外の監督からリスペクトされている作品も含まれています。
日本人なら知っておきたい作品ばかりです。

そして父になる <2013年/ギャガ>


野々宮一家の1人息子である慶多は、私立小学校に見事合格します。そんな中、慶多を生んだ群馬の病院から連絡が入ります。取り違いが起きてしまい、自分達の息子であると信じて疑わなかった慶多が、別人の子供であることが判明し…。

赤ちゃんの取り違えは、日本で実際におこったことがありました。しかし取り違え事件が起きたのは、昭和20年代の頃です。現代で取り違えが起こることは、万に1つもありません。絶対にありえない話をリアリティある内容にした本作は、見事の一言です。

本作は、第66回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞しました。また国内の映画賞も多数受賞し、日本アカデミー賞では10部門受賞しています。

うなぎ <1997年/松竹>


サラリーマンの山下拓郎は妻の浮気現場を目撃し、殺人を犯しました。そして8年後、2年間の仮出所が認められました。出所の際に受け取ったのは、刑務所内で飼っていたうなぎです。山下は、自分の本心をうなぎに語りかけます。

「名作」と名高い本作ですが、冒頭からキツイシーンが繰り広げます。キツイシーンの後は、静かなシーンが続きます。振り幅が大きい作品ですが、振り幅が大きいからこそ「人間」の本質が垣間見える作品となりました。

本作は、パルム・ドール作品賞を受賞しました。今村昌平2度目の受賞です。なお誰も受賞するとはおもっていなかったようで、早い段階で関係者は帰国したそうです。

乱 <1986年/東宝>


フランスとの合作映画ですが、一応「邦画」として紹介します。戦国時代を生き抜いた一文字秀虎は、70歳を過ぎたこともあり隠居することを決意しました。そして3人兄弟に、等しく城を分け与えます。しかし3人兄弟は力を合わせることなく…。

本作は、リア王の悲劇と毛利の三本の矢がモチーフです。互いに憎しみ合うことの愚かさは、いつの時代でも変わりないものです。ちなみに主役の仲代達矢は、当時40歳でありながら70歳の役を見事に演じきりました。

「乱」はアカデミー賞4部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を見事に獲得しました。黒澤明、最後の時代劇作品です。

楢山節考 <1983年/東映>


村には、必ず守らなければならない3つの掟があります。1つは、結婚をして子孫を残すのは長男のみであること。2つは他から食料を盗んではいけないこと。そして3つ目は、70歳を超えた老人は捨てなければならないことです。

今聞けば、「なんて酷い掟なんだ」と思われるでしょう。しかし昔の日本は、酷い掟を課さなければ生きることはできませんでした。キツイ掟が課さられているにも関わらず、そこに住まう人の顔は生き生きしています。

どんな状況下でも、家族の愛情は絶対的なものです。家族の愛情を描いた作品は海外でも評価され、カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞しました。

東京オリンピック 1965年


ギリシャヘラ神殿跡で灯された聖火は、色んな人へと引き継がれ、東京へとやって来ます。そして聖火は、9月に日本へと渡りました。聖火が向かった先は、新しく作られた国立競技場でした。

1965年当時において、日本映画界の中心となったのが、「東京オリンピック」でしょう。今でこそ名作として日本映画史に名前を刻んでいるものの、当時はちょっとした“炎上騒ぎ”となりました。

映画を見たオリンピック関係者は「これは記録映画じゃない」と、反論していたからです。一方で映画関係者からの評判は非常に高く、カンヌ映画祭では国際批評家賞を受賞しました。

ゴジラ <1954年/東宝>


戦後間もない年の8月13日、小笠原諸島近海において、貨物船「栄光丸」が行方をくらましました。救助に向かった貨物船も、沈没します。乗組員の大半は犠牲になったものの、漁師の山田政治は運良く助かりました。果たして「栄光丸」に、何が起きたのか…?

本作は世界的な知名度を誇る日本が生んだモンスター、ゴジラ第1作目です。現在ならCGを使って撮影するでしょうが、完全なアナログで撮影されています。街はミニチュアでつくられているものの、言われなければわからないほど精密に作られていました。

ゴジラは、アメリカが南太平洋で水爆実験をおこなったニュースが元になっています。記念すべきゴジラ第1作となる本作は、邦画を語るには絶対に欠かせない名作です。

地獄門 <1953年/大映>


今から800年前平治の乱の世、平康忠は上皇と妹である上西門院を救うために身代わりを立てようとします。身代わりとして名を上げたのが、「袈裟」という女性でした。しかし身代わりとなった袈裟は、敵軍に襲われてしまい…。

本作は日本初のイートマン・カラーで撮影された映画です。イーストマン・カラーとはカラーフィルムのことで、当時としては珍しいフルカラーの映画です。フルカラーという特性をフルに発揮し、色鮮なシーンを描いています。

「地獄門」は、第7回カンヌ映画祭でグランプリを獲得。第27回アカデミー賞名誉賞や、衣装デザイン賞を獲得しました。

東京物語 <1953年/松竹>


広島の尾道に住む周吉ととみの老夫婦は、息子や娘と会うために東京へ行きます。汽車へ乗り東京に着いた夫婦は、長男の幸一の世話になります。しかし幸一は仕事が忙しく、夫婦の世話はできません。長女の家に行っても、邪険に扱われるだけでした。

制作されたのは60年前以上ですが、今見ても古臭さはありません。崩壊しかけている、家族の様子を美しく淡々と描いています。

「東京物語」の監督を務めた小津安二郎は、日本だけでなく世界を代表する映画監督です。小津安二郎の名前を抜きに、邦画名作を語ることはできません。「東京物語」という作品がなければ、映画の形は今と違うものとなっていたでしょう。

いかがでしたでしょうか?

今回は昭和の名作映画を中心にご紹介いたしました。
海外の賞を受賞しているものばかりですので、どの映画も日本人として観ておいて損はないと言えるでしょう。

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