【まさかの実写化】背筋が凍るほど恐ろしい。実際に起きた殺人事件がもとになった映画7選<邦画>

実際に発生した殺人事件が基になった邦画を6作品紹介します。
約90年前の事件から、かつてマスコミを大騒ぎさせた事件まで取り揃えました。

中には本当に起きたのかと、疑ってしまう事件も入っています。
でも「事実は小説より奇なり」とは、よく言ったものです。

今回紹介する基になった殺人事件は、全て事実です。

ヒーローショー <2010年 角川映画>


ヒーローショーで悪役を務めていた剛志には、素敵な彼女がいました。しかし彼女は、ヒーロー役の大学生・ノボルと浮気をしています。ノボルが自分の彼女を奪い取ったと思った剛志は、ヒーローショーの最中にノボルと大喧嘩をしました。

やられたらやり返したいという気持ちは、理解できます。特に20代の男性となると、プライドが許さないでしょう。しかし、やり返した所で何の問題解決にならないのも事実です。本作は「暴力が暴力を生む」ことを如実に示した映画と言えるでしょう。

映画の元になった殺人事件は、2006年に発生した【東大阪集団暴行殺人事件】です。犯人はリンチを受けた友達のために、加害者を生き埋めにして殺害しました。後に逮捕され、判決は死刑。令和2年時点で、拘置所に収監されています。

日本の黒い夏[冤罪」 <2000年 日活>


高校生のエミとヒロは、かつて閑静な住宅街で起きた毒ガス発生事故についてのドキュメントビデオを制作することになりました。2人が向かったのは、地元のTV局です。

人間なので、誰でも間違いはあります。問題は、間違いを素直に認めることができるかどうかでしょう。もし素直に認めていたのなら、無実の人が辛い思いをしなくて済んだかもしれません。事件は、もっと早い段階で解決できたでしょう。

そして、命を落とす必要がない人が死なずに済んだかもしれません。

映画の基になった事件は、1994年に発生した【松本サリン事件】です。重軽傷者600人以上・8人の死亡者を出しました。事件当時は第一通報者が犯人であるかのように、マスコミが報道。第一通報者の無実が証明されたのは、事件発生から1年後のことでした。

顔 <2000年 松竹>


母親が突然死したことを受け、ショックのあまり引きこもった吉村正子。妹の由香里は、姉の態度に激怒します。姉妹は言い争いになり、正子は勢い余って由香里を殺害してしまいました。由香里殺害後、正子は荷物をまとめて家から出ることに…。

特筆すべきは、正子役を務めた藤山直美の演技力でしょう。メイクは多少変えているかも知れませんが、特殊メイクは施されていません。にも関わらず、シーンごとによって顔付きが全く違います。役者魂ここに極めりです。

映画の元になった殺人事件は、【松山ホステス殺人事件】です。犯人の福田和子は幾度も顔を変えて、逃亡生活を続けました。しかし時効成立11時間前に逮捕。無期懲役の判決が下されたものの、服役中に脳梗塞により死亡。57歳でした。

TATTOO「刺青」あり <1982年 ATG>


キャバレーボーイ・取り立て屋を経て、大阪市内にある銀行に強盗に入った竹田明夫。彼は20歳の頃に「ドデカイことをやる」ために、陳腐なタトゥーを入れました。明夫は自分を中心に地球が回っていると、本気で思い込んでいる男です。

犯罪動機の多くは、恨みによるものです。社会的な恨みや個人的な恨みを晴らすために、人を傷つけます。しかし明夫は、特に恨みらしい恨みは持っていません。単に不器用なだけの男が、たまたま道を踏み外してしまっただけの話です。

映画の元になった事件は、1979年に大阪で発生した【三菱銀行人質事件】です。客と行員合わせて30人以上を人質にとり、4人の死傷者を出してしまいました。事件は犯人の射殺により、幕を下ろすことになりました。

復讐するは我にあり <1979年 松竹>


昭和39年、榎津巌は5人を殺害した罪で逮捕されました。警察の取り調べが行なわれるも、榎津ははぐらかすばかりです。逮捕される1年前の昭和38年、榎津は金目当てで専売公社(現在のたばこ産業)の職人2人を殺害。後に浜松の旅館に身を寄せ、ハルと知り合います。

5人をも殺害した榎津は、誰が見てもモンスターです。ではモンスターを生み出したのは、何処の誰なのでしょうか?映画公開から40年近く経っていますが、取り扱っているテーマは現代にも通じるものがあります。

映画の基になった殺人事件は、1963年~1964年にかけて発生した【西口彰事件】です。全国指名手配されて警察の網の目を掻い潜ってきたものの、少女の通報により逮捕。1970年に死刑が執行されました。

八つ墓村 <1977年 松竹>


航空機誘導員として働いていた寺田辰弥は、大阪の法律事務所を訪れます。法律事務所で出会ったのは、母方の祖父である井上丑松でした。丑松は辰弥と会った直後、何者かの手によって毒殺されてしまいました。

本作は、名探偵・金田一耕助シリーズです。しかし映画の主役は金田一耕助ではなく、寺田辰弥です。名探偵が登場するのは中盤頃で、格好は袴姿でもじゃもじゃ頭といった毎度おなじみの格好ではなく、スーツ姿で登場します。

映画の元になった殺人事件は、1938年に発生した【津山事件】です。岡山県苫田郡西加茂村(現在の加茂町行重)で、30名が殺害。当時、村には110名近くの人物がいたとのことなので、およそ1/3の人が殺害されたことになります。後に犯人は、猟銃で自殺しました。

帝銀事件・死刑囚 <1964年 日活>


昭和23年1月26日、帝国銀行(現在の三井住友銀行)の行員が何者かの手によって次々と毒殺されました。事件の一報を受けて、警察だけでなく新聞社も、事件調査に当たります。

映画公開から60年近く経っていますが、警察やマスコミのあり方は現在とほとんど変わっていません。事件解決を急ぐために、無実の人間を「犯人」にする警察。目の前に真実があるにも関わらず、手が届かないもどかしさ。人間の黒い部分がなくならない限り、事件は永久に闇の中です。

映画の基になった事件は、【帝銀事件】です。銀行が閉店する間際に男が訪ねて、行員に青酸化合物を飲ませました。犯人として画家の平沢貞通が逮捕されたものの、彼が真犯人蚊どうかは現在も明らかになっていません。

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