洋画の青春映画は、いずれも名作揃いです。
今回は名作と名高い青春洋画から、知る人ぞ知る名作まで10作品紹介します。
青春洋画を見て、青春の日々を振り返ってみるのも悪くはないものです。
スウィート17モンスター <2016年 STX エンターテイメント>

ネイディーン・フランクリンは、被害妄想が激しい高校生。親友のクリスタと過ごすのが、何よりの楽しみでした。しかし、クリスタに彼氏ができてしまいます。しかも彼氏は、クリスタの天敵である彼氏でした。
大人が見る世界と、高校生が見る世界は全く違います。2つの異なる世界を描いたのが、本作です。一見すると風変わりに見えますが、内容はどストレートな青春ものです。
主演を務めたヘイリー・スタインフェルドは、実力派若手女優として注目されています。本作の演技が認められ、数多くの映画賞を獲得しました。
ウォールフラワー <2013年 サミット・エンターテイメント>

高校に馴染めないチャーリーが出会ったのは、破天荒なパトリックと彼の妹であるサムです。2人の出会いにより、チャーリーの人生は劇的に変わるのでした。しかしチャーリーの心には、癒せないほど深い傷があったのです。
「青春映画」にしては、内容はかなりベビーです。しかし友達や恋人との関わりがふんだんに織り込まれており、10代の繊細さが上手く描かれていました。
本作には、ハリー・ポッターシリーズで世界的な大ブレイクを果たした、エマ・ワトソンが出演しています。
チアーズ! <2000年 ユニバーサル・ピクチャーズ>

チアリーディングの強豪校、ランチョ・カルネ・ハイスクール。キャプテンを務める、トーランスが狙うのは大会の優勝です。しかし、チアリーディングチームの振り付けが盗作かもしれないという噂が広がり…。
見どころは、チアのパフォーマンスです。スクリーンで弾ける彼女達の姿は、正に「THE 青春」そのものと言っても良いでしょう。
主演のキルスティン・ダストンは「スパイダーマン」や「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」などの映画に出演した、大ベテランです。
クルーレス <1995年 パラマウント映画>

ビバリーヒルズの豪邸に住むシェールの楽しみは、いけてない女の子を可愛く変身させること!でもシェールが変身させた女の子は、仕掛け人であるシェールよりも人気者になっちゃいました。
注目は、90年代当時のトレンドファッションです。映画で見せたチェック柄の着こなしは、今でもファッションの参考になるかもしれません。
主演を務めたアリシア・シルバーストーンは、90年代を代表するアイドルです。後に「バットマン」映画に出演し、たくましい女性ヒーローを熱演しました。
トップガン <1986年 パラマウント/UIP>

ピートは、ハチャメチャな操縦をする艦上戦闘機F-14のパイロットです。グースとタッグを組み、実弾なしの空中戦に挑んでいました。しかしあまりにも無茶な操縦だったため、ミラマー基地にある航空戦訓練学校(トップガン)へと送られます。
80年代を代表する青春映画と言っても、過言ではありません。「トップガン」は、主演のトム・クルーズを世界的な俳優へと押し上げました。
更に近日には続編となる「トップガン・マーヴェリック」が公開予定。年齢を重ねたピートについて、描かれています。
ブレックファスト・クラブ <1985年 ユニバーサル・ピクチャーズ>

タイプが全く5人の生徒は、補習を受けるために休日登校をしました。5人に課せられた課題は「自分とは何か」についての作文です。
青春映画の名作で、後に制作された青春映画にも大きな影響を与えたと言われています。タイプの違う人物が、最終的には仲間になるストーリーは、当時としては斬新なものだったのです。
監督を務めていたジョン・ヒューズは後に脚本や製作に回り、ファミリー映画の名作を次々と生み出しました。
フットルース <1984年 パラマウント>

レン・マコーミックは、都会のシカゴから田舎町に来た転校生です。レンは、シカゴとは全く違う雰囲気に戸惑います。特に彼を惑わせたのが「ダンス禁止令」でした。
都会から田舎へ越してきた人物が織りなす騒動は、映画でよく見る設定です。でも「フットルース」では、スタイリッシュに描かれていました。
主演のケヴィン・ベーコンは、本作の出演がきっかけで大ブレイク!実力派俳優として、活躍しています。
ポリスアカデミー <1984年 ワーナー・ブラザース>

警察官を養成するポリスアカデミーには、超個性的な面々が大集合!超個性的な奴らを相手するのは、ポリスアカデミーの教官であるハリス警部です。警部はアカデミー生を脱落させるために、敢えて厳しい訓練を課すのでした。
こんな人達が街の安全を守っているとなると、頭がいたくなりそうです。しかし持っている情熱は、警官そのものでした。
本作は大人気シリーズとなり、7作品制作!8作品目の話も出ていましたが、公開されるかどうかは微妙な所です。
愛と青春の旅だち <1982年 パラマウント映画>

ザック・メイヨはパイロットの夢を叶えるために、士官学校養成学校の入学を決意します。しかし彼が育った家庭環境は悪く、学校で孤立。訓練も厳しく、休まる日はありません。そんな中、ザックはポーラという女性と知り合うようになりました。
映画のタイトルを耳にしたことがなくても、映画のラストシーンなら一度は見たことがあるかもしれません。映画史に残る名シーンです。
主演のリチャード・ギアは、映画公開当時は30代前半。20代前半と言われてもわからないほど、若々しいです。
卒業 <1967年 KADOKAWA>

ベンジャミン・ブラドックは、有望な大学生です。ある日のことミセス・ロビンソンに誘惑乗されたことがきっかけで、不倫に手を出します。そんな中で出会ったのは、ミセス・ロビンソンの娘であるエレインでした。
ラストシーンが超有名な映画です。後に他の映画やドラマで、似たようなシチュエーションのシーンが、数多く作られました。
主演を務めるのは、当時30歳のダスティン・ホフマン。役がピッタリすぎて、20代前半にしか見えません。
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