自由とは?人生とは?人間とは?簡単なようで難しいのが、哲学です。
関連する書籍は数多く出ていますが、未だに答えは出ていません。
では映画では、どういう答えが記されているのでしょうか?
おすすめの哲学的な洋画を10作品ご紹介いたします。
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TIME/タイム <2011年 20世紀フォックス>

遺伝子操作により、25歳のまま年をとらなくなった近未来。通貨は「時間」で取引されていました。時間がなくなれば死を迎えます。金持ちは100年以上の時間があり、貧乏は24時間の寿命を得るだけで精一杯でした。
時間は無限ですが、有限でもあります。人間に与えられた時間は、長くても100年弱。歴史から見る100年は、かくも短いものです。
人間はいつ、終わりが来るのかはわかりません。100年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれません。悔いがないように、1日1日大切にしたいものです。
バベル <2006年 ギャガ>

モロッコ・アメリカ・メキシコ・日本。言葉も文化も違う国に住んでいる人達は、1つの事件によって繋がることになります。ある者は武器調達係として、ある者は被害者として。そしてある者は殺人者として。
タイトルの「バベル」とは、バベルの塔のことです。かつて人は、同じ言語でコミュニケーションを取っていました。しかしバベルの塔建設により、言語だけでなく人は離れていきます。
離れた“人”がもたらしたものは、何でしょうか?喪失が生み出すものを示したのが、映画「バベル」です。
es[エス] <2003年 ギャガ>

大学地下に20人の男がやって来ました。20人を「看守役」「囚人役」にわけて、それぞれの役になりきってもらうというものです。最初は面白半分で役を演じていた男達でしたが、次第に狂気へと駆り立てられるようになり…。
事実に基づいて作られた映画です。看守役は凶暴になり、囚人に酷いことをする様は背筋が凍ります。
ただ看守役を務めているのは、何処にでもいる普通の男。どんな人でも何かのきっかけで、凶悪な部分が表に出る恐れがあります。
21グラム <2003年 ギャガ>

人は死を迎える際、体が21グラム軽くなると言います。ではなぜ、体が21グラム軽くなるのでしょうか?問題の鍵を握るのが、余命1ヶ月宣告を受けたポール・家族を奪われたクリスティーナ・過去の罪から逃れることを祈るジャックの3人です。
人は何のために生きて、何のために生を終えるのでしょうか?世のため人の為に尽くすのが「生」なのか?愛する人と出会うために生があるのか?
生死感について描かれているので、話は難しいです。でも生死にまつわる事柄は、どんな人でも平等に訪れるもの。改めて考えておきたい事柄です。
ドッグヴィル <2003年 ギャガ・コミュニケーションズ>

ドッグヴィルという町に、ギャングに追われた女性がやって来ました。道徳を絶対的と考えるトムは、町の助けになることを条件に、女性を匿うことにします。女性は身を守るために、町のために尽力しますが…。
自身の道徳心が問われる映画かもしれません。「人に迷惑をかけてはいけない」とし、普段からブレーキをかけていても、何かがきかっけで外れたらどうなるのでしょうか?
食欲や性欲などの欲求は、人間が生きるためにあるもの。どんなに抑え込んでいても、制御は不可能です。
ファイト・クラブ <1999年 20世紀フォックス>

僕はビル大爆発が見物できる場所で、タイラーに銃を突きつけられていました。ビルには爆弾が仕掛けられており、あと数分で12のビルが木っ端微塵です。なぜこんなことになったのか?
「自由に生きている」とは言いますが、本当の「自由」とは何でしょうか?自由と思い込んでいても、実は何かに縛られているかもしれません。
例えば、日常生活を送るには「お金」という縛りが必要です。お金を得るには社会のルールを守り、働く必要があります。内容は難しいですが、自身のありかたについて考えさせられる映画です。
ナチュラル・ボーン・キラーズ <1994年 ワーナー・ブラザーズ>

ミッキーとマロリーは、殺人カップルです。「なんとなく邪魔」という理由だけで、殺人を犯すほどの極悪っぷり。ミッキーとマロリーの極悪カップルは全米で話題になり、アイドルとしてもてはやされるようになりました。
「生まれながらにしての殺人者」だからこそ、気まぐれに殺人を犯すことができるのでしょう。しかし殺人を面白がって見ている側も、実は「生まれながらにしての殺人者」かもしれません。
映画は登場人物だけでなく、映画を見ている人も皮肉っているように感じます。
グッドモーニング、ベトナム <1987年 ワーナー・ブラザーズ>

「グッドモーニング!ベトナム」の掛け声で始まるラジオ番組。DJを務めるクロンナウア空軍上等兵は、アメリカ軍から支持されている人気DJです。彼には、ベトナムで気になる少女がいました。
戦争映画ですが、銃撃や戦闘シーンは少なめです。自由のために戦うアメリカ。でも本当は、何のために戦っているのでしょうか?目的は、人の命を犠牲にしてでも果たさなければならないものなのでしょうか?
「親切が仇になる」という言葉が、身にしみる映画です。
カッコーの巣の上で <1975年 ユナイテッド・アーティスツ>

服役囚マクマーフィが送られたのは、精神病院です。刑務所労働から逃れるために、病気のふりをして病院へ駆け込んだ形になります。しかし病院で待ち受けていたのは、刑務所よりも過酷なものでした。
自由を求めた先にあったのは、束縛だったという話です。では真の自由は、一体どこにあるのでしょうか?そもそも自由とは、どういう意味を持っているのでしょうか?
少なくとも、映画のように人間性を否定される場所ではないのは確かです。
時計じかけのオレンジ <1971年 ワーナー・ブラザーズ>

近未来のロンドンで、欲望のままに生きるアレックス。仲間の裏切りで警察に逮捕され、懲役14年の判決が下りました。でも「ルドヴィコ療法」を受ければ、刑期は短くなると言いますが…。
暴力を肯定することはできません。では暴力を否定するためならば、何をしても許されるのでしょうか?過剰な正義を振るう「○○警察」が流行っている世の中だからこそ、考えさせられる作品です。
暴力的なシーンがあるので、苦手な方は閲覧注意です。ただ名作として知られているので、見て損することはないでしょう。
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